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H21.8.30衆院選
選挙に行ってきた。
H21.8.30衆院選

民主の圧勝だ。
308議席とったらしい。
自民の大物議員が次々落選していた。
静岡8区も塩谷立(自民・文科大臣)が民主の新人に小選挙区で負けて、比例で復活した。
7区の城内は圧勝だった。
彼の主張は問題があると思っているので残念だ。

今回の選挙は、「大きな政府」と「大きな政府」の対決だった。
次は、「大きな政府」対「小さな政府」、最終的には、「小さな政府」対「小さな政府+α」の対決になってほしい。
民主は、マニュフェストをそのまま実行しないことを望む。

ところで、国民審査は全く蚊帳の外ですね。
「○○さん、当確です」ってやらないのかな。

http://www.miwaz.com/
| 経済・投資 | 09:22 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
NHKの紙芝居 項羽と劉邦
子供のころ(たぶん10歳くらいだったろうから今から30年くらい前か)の夏休みに親戚の家でテレビ(NHK)を見ていた。
しばらく静止画がでてそれにナレーションがつく(いわゆる紙芝居)を放送していた。
項羽と劉邦(秦を滅ぼし、その秦が滅んだ後の漢楚の攻防)の話だった。
テレビなのに紙芝居だったのと、内容が面白かったので記憶している。

高校で、「鴻門の会」を漢文で習った。
項羽が南面し、范増が東面し、張良が西面し、劉邦が北面する。
先生が、この場面を強調したことを覚えている。
(訂正 項羽は東面 范増が南面のようです)
これも面白かったので、先生のすすめる、司馬遼太郎の「項羽と劉邦」という小説を読んでみた。
とても面白く、子供のころ見た紙芝居をもう一度見てみたい、と思うようになった。

平成5年だった思う。
テレビを見ていたら、まさにその紙芝居の再放送(たぶん)をしていた。
釘付けになった。
面白かった。
司馬遼太郎の、「項羽と劉邦」を紙芝居にしたものだろうという気がした。
不思議なことに、子供のころ見たものと印象が同じだった。
通常、子供のころ見たときとは印象が変わってがっかりするものだが。

NHKのアーカイブズで調べてみたが、タイトルが違うのか検索してもひっかからない。
もう一度見てみたい。

http://www.miwaz.com/
| 歴史 | 11:58 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
「不毛地帯」
不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))

すごすぎて二度と読みたくない本、に分類される。
第1巻はすさまじい。
瀬島龍三のモデルといわれる主人公が、過酷なシベリア抑留を余儀なくされる。
この部分は二度と読みたくない。

日本帰国後には、商社で様々な事業を行うが、シベリア抑留の印象が強すぎて、あまり記憶がない。
ただ、「岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流れる」(これであっていたかな)という歌が、ある部分で紹介される。
これは、とても印象に残っている。
たまに思い出しては、気持ちを落ち着かせている。

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| 書評 | 14:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
日経新聞の「経済教室」と「大磯小磯」
日経新聞は、約20年くらいとっている。
とっていると言っても、内容はそれほど理解しているわけではないと思う。
自分の関係する分野(税金、会計)はある程度わかるが。

最近よく読む記事は、「経済教室」と「大磯小磯」だ。
どちらの記事も、今日(8/27)はよかった。

「経済教室」は、神門善久(ごうどよしひさ)氏による、農業についての論説だ。
神門氏は、日本の食と農 危機の本質 (シリーズ 日本の〈現代〉)で有名だ。

現在の農業について、農地は農家の転用期待により歪められてしまっている、というような主張は、経済教室も本も同じだ。
「食と農」の序章で、抑えた筆致の中にすさまじい意気込みが感じられた。
今回の「経済教室」でも、真正面から農業の問題に切り込むように主張しており、日本人もまだ捨てたものではないと感じさせてくれる。

「大磯小磯」は、経済政策について論じている。
現在のバラマキ政策は、現役世代の人にとってはよいが、将来のまだ生まれてこない世代にツケを回すことになる、という主張はまさにそのとおりだ。
(よくある言い回しになってしまったが、実際はもっと納得できるものだ。)
ぜひ、ペンネームではなく、本名で載せてほしいものだ。

新聞は新聞本来の機能だった、新しい情報を得るということから、新しい考え方を得る、という機能に変わってきたように感じる。
速報性では他のメディアにかなわないし、ネットではもっと詳細な情報を得ることができる。
特に経済紙は、各政党等の主張をただ右から左に流すことなどせず、経済学的に正しい主張をもっとすべきだと思う。
もっと新聞社自身の主張をしてほしい。

http://www.miwaz.com/

| 経済・投資 | 18:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
民主党マニュフェスト 税制等に関して
近々政権を取る民主党のマニュフェストについて、「雇用・経済」についてみてみました。

なお、これから批判ばかり書きますが、現在の自民党等他の政党の政策がよいとは思いません。
小泉・竹中路線に戻してもらいたいので。

http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/pdf/manifesto_2009.pdf


・中小企業向けの法人税率を現在の18%から11%に引き下げる。

→いいですけどね。ただ、税制全体を見てやってほしい。
大企業の税率を上げるようなことを言っているけど、バカも休み休み言ってほしい。

・いわゆる「1人オーナー会社(特殊支配同族会社)」の役員給与に対する損金不算入措置は廃止する。

→廃止はよいが、同時に給与所得控除の縮減をしないとおかしい。

・「中小企業いじめ防止法」を制定し、大企業による不当な値引きや押しつけ販売、サービスの強要など不公正な取引を禁止する。

→新たに法律作れば解消するの?

・貸し渋り・貸しはがし対策を講じるとともに、使い勝手の良い「特別信用保証」を復活させる。

→「使い勝手のよい」って何?
現在の信用保証協会の基準はどれほど緩いか知っているのだろうか。
賛成議員は、この融資を受けた人の連帯保証人にでもなってくれ。
これとは関係ないが、鳩山(弟)は、安すぎると行っていた金額で、かんぽの宿を買い取ってくれ。

・政府系金融機関の中小企業に対する融資について、個人保証を撤廃する。

→これも賛成議員は連帯保証人になってくれ!
現場で見ている人間にとって、現在の保証協会の融資基準は緩すぎるよ。
間違いなく貸倒が激増する。
誰が責任をとるのか。
最終的には国民負担になると思うが。
これではつぶれるべき会社もつぶれず、残るべき会社も苦境が続く。
自分が貸すのなら、絶対に今の基準では中小企業に融資しない。

・自殺の大きな要因ともなっている連帯保証人制度について、廃止を含め、あり方を検討する。

→やめてもよいが、融資に関しどのような影響があるか、考えているのだろうか。
そもそも、連帯保証人制度が自殺の大きな要因となっているのかその根拠は?
廃止したら、金利は上がる、担保は厳しくなる、等の効果がおこると思う。
個人的にはそのような社会もよいと思うが。
保証協会・政府系金融機関につけを持って行くのは止めてね。
(持って行くなら賛成議員が特例で連帯保証してくれ)

・金融機関に対して地域への寄与度や中小企業に対する融資状況などの公開を義務付ける「地域金融円滑化法」を制定する。

→意味がわからん。
なにをどうしようとしているのだろうか。
これをおこなうことによる、トレードオフについてかんがえたことがあるのだろうか。

・公正取引委員会の機能強化・体制充実により公正な市場環境を整備する。

→民主党の趣旨とは違うかもしれないが、国の役割は、「ルールの整備」だと思っているので、賛成(公取でおこなうべきかどうかはわからない)。

・中小企業の技術開発を促進する制度の導入など総合的な起業支援策を講じることによって、「100 万社起業」を目指す。

→結論は賛成。起業支援策などというものをするのではなく、もっと起業しやすいルール作り(規制緩和等)をすべき。
税金について言えば、給与所得控除縮減、個人事業税廃止、累進課税を止める、相続税廃止する、法人税下げる、消費税上げる、にすべき。

(くだらなすぎて、だんだんコメントしたくなくなってきた)

・失業給付の切れた人、雇用保険の対象外である非正規労働者、自営業を廃業した人を対象に、職業能力訓練を受けた日数に応じて「能力開発手当」を支給する。

→どの政策もそうだが、国が何かしてあげる、というのをやめてほしい。
国が行うと投資効率がとても悪いからだ。
セイフティーネットは賛成だが、どのようなものにするか、もっとしっかり議論してほしい。
基本的には、金銭交付により、その使い道は個人に任せるべきだと思う。

・全ての労働者を雇用保険の被保険者とする。
・雇用保険における国庫負担を、法律の本則である1/4 に戻す。
・失業後1年の間は、在職中と同程度の保険料負担で医療保険に加入できるようにする。

→まとめてコメント。
一言で言うと、大きな政府は止めてほしい。
経済に関しては、国は、民間のプラットホーム作り(民間のルール作り)、に専念してほしい。
プレイヤーにはならないでほしい。
間違いなく非効率なので。
どのようなプラットホームを作るのか、大いに議論すべきだ。

残りは、またその気になれば書きます。

http://www.miwaz.com/
| 税理士・税金 | 16:04 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
「白い巨塔」
白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

いわずとしれた、大学医学部の内部をえぐり出した山崎豊子の名作。
何度もドラマや映画になっている。

田宮版のドラマは、原作に非常に忠実。
よくできている。
ラストの財前と里見の病室内でのクライマックスが、非常に軽くなってしまったのは残念。
原作を超えることはできない。

唐沢版のドラマは、原作を大きく変えてドロドロ感がだいぶ減った。
ラストの見せ場も、田宮版にはるかに及ばない。

小説に戻ろう。

山崎豊子の小説はどれもそうだが、人間一人一人が非常によく描かれている。
それも、奥深いところまで。

通常の勧善懲悪の小説なら、例えば、財前は悪役として描かれ続け、里見は善人として描かれるづけるのだろうが、そんな単純な描かれ方ではない。
一人一人の生き様・考え方・善悪の部分、等が複雑に描かれている。

悪役的な財前だが、その人間性の描かれ方が巧みなので、財前の方に感情移入できる。
里見は、人間として無理をしすぎているような感じがする。

この小説は、教授選挙・医療裁判等を通して、大学医学部内の、特にドロドロの部分を書いたものである。

大学内部のこのような部分に驚くと同時に(しかもこれは昭和40年代の話で、今も変わっていないらしい)、先にも書いた人間の描き方にもとても驚いた。

医療界の内部告発的な小説は他にもあるが、今まで読んだ限りでは、その人間描写の部分で遠く及ばない。

山崎豊子の本はどれも名作であるが、これは間違いなく不朽の名作である。

http://www.miwaz.com/
| 書評 | 10:21 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
特殊支配同族(役員給与の損金不算入)
このブログで、意見もいろいろ書いている。
たぶん多数派の意見と違うので、本当に自分の意見が正当なものなのかなあと思うときもある。

この特殊支配同族については、税理士会が無条件で廃止すべき、という意見を出している。

これがよくわからない。
どのような議論がなされたのかもわからない。

特殊支配同族(役員給与の損金不算入)

簡単に言うと、同族会社の社長の給料の給与所得控除分は会社の損金としませんよ、というもの。

給与所得控除についてはこちら

同族会社の社長は、給与を得るための経費は会社が持っている(社長は給与を得るために経費がかかっていない)から、法人税の計算において給与所得控除は損金として認めませんという理屈だ。

現行の給与所得控除をそのまま続けるなら、これで個人の自営業者と同族会社の税金の是正が行われる。
個人事業主と同族会社の税金の格差是正が行われるわけだ。
(本来は法人の損金を認めないのではなく、個人の給与所得控除を認めないとすべきだが。)

ただ、通常のサラリーマンとの格差は依然として残る。
彼らの圧倒的多くは、給与所得控除分の経費を使っていないからだ。

そこでやはり、給与所得控除を縮減するという話になる。
給与所得控除を減らし、実額経費に近づければ、特殊支配の規定も廃止してよいと思う。

税理士会は、なぜ、給与所得控除縮減の論理を飛び越えて廃止だけいうのか。
これでは万年野党の主張にしか見えない。

http://www.miwaz.com/

| 税理士・税金 | 09:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
公務員の賞与・退職金
竹中平蔵さんが主催している、policywatchというサイトがある。

http://policywatch.jp/

基本的に竹中さんの考え方を支持している。
もう一度、その力を発揮してほしいものだ。

その中で、一つおもしろいものがあった。

- 国家財政は破綻状態にあることを踏まえ、国家公務員の退職金と賞与は20年国債で支払い
- 国会議員の退職金と賞与は20年国債で支払

もしこれを行ったらどうなるだろう。
資金化したい人はたくさんいて、すぐ売ると思うけど、暴落しないのかな(金利は上昇)。
理論的な計算はしていると思うけど。

http://www.miwaz.com/
| 経済・投資 | 13:12 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
歴史(世界史)について
NHK高校講座のところでも書いたかもしれないが、歴史、特に世界史がとても好きだ。
ちなみに、日本史も好きだが、はるかに世界史が好きだ。

いつも思うのだが、なぜ好きなのか説明することはとても難しい。
何がおもしろいのだろう。
説明を求められて、こうだから、あーだからと説明してみても、とてもそんな言葉では語り尽くせず、とてもまどろっこしい思いをする。

おもしろいとしかいいようがない。

暗記科目といういわれ方をする。
確かに暗記しないと点数はとれない。
でも、暗記しただけでは点数はとれない。

ポイントは、なぜこのようなことが起きて、その内容はどのようなもので、結果はどうなったか、ということをとらえないと高得点はとれない。
5W1Hの中でも特に重要だ。

年号はどちらかというと二の次でよい。
実際、年号をきちんと覚えたのは受験直前だ。
ただ、覚えておくと、横のつながり(その時代の地理的な関係)、縦のつながり(前後の時代の関係)をつかむことがしやすい。

年号は別の意味でも便利だ。
車のナンバープレートが年号に見えるので暇つぶしになる。
友人のマンションの部屋番号が1303号室なので、アナーニ事件と覚えている。
1303年に起きたからだ。

語呂合わせで覚えたものは、未だに結構覚えている。
先ほどのアナーニ事件は、坊さん王さん穴に落ち→坊(1)さん(3)王(0)さん(3)穴に(アナーニ)落ち、だ。
アナーニ事件は教皇(坊さん)の権威失墜を表すものなので、語呂合わせもよくできている。

バブルの頃、カノッサの屈辱という番組がフジの深夜放映されていた(これはこれでおもしろかった)。
アナーニ事件と対照される、そのカノッサの屈辱も大好きだ。
教皇グレゴリウス7世に、神聖ローマ皇帝ハインリッヒ4世が、三日三晩雪の中で許しを請うた、などというと、ぞくぞくしてくる。
もちろん何が好きか説明できない。

世界史の図表を眺めるのも好きだった。
特に東ローマ帝国(ビザンチン帝国)が、だんだん領土を削られて最終的にコンスタンチノープルだけになり、オスマントルコに負けるまでの領土表はとても好きだった。
もちろん好きな理由の説明などできない。

高校の時使っていた、山川の世界史用語集はすぐ手の届くところにある。
世界史用語集
あれは何だったけ、というときにとても便利だ。
まあ、普通の人は、あれは何だったっけ、ということはないだろうが。

今回は、思いつくまま書いたが、またそのうち、もう少し掘り下げて書こうと思う。

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| 歴史 | 09:48 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
山崎豊子の小説
本を読むことは好きだが、いわゆる教科書に載っているような古典はあまり好きではない。
食わず嫌いかもしれないが。

タイミングもある。
以前紹介した、「最後の授業」は小学生のうちに読んでおく本だろう。

よく読む分野は、経済・企業小説、歴史小説、推理小説だ。
人があまり動かない小説(自宅とその周辺だけの物語など)は好きではない。

このような偏った読書の中で、もっともすばらしい作者と思っているのが、山崎豊子だ。
以前、「沈まぬ太陽」を紹介した。

何より、人物描写がすばらしい。
映像として生き生きと頭の中に浮かぶ。
(そのためドラマ等になるとイメージと違うのでがっかりすることがある。
ただし、田宮版の「白い巨塔」は、自分のイメージに忠実だ。
ラストがさらっと流れてしまい残念だが。)
とくに、ヒールの描写は最高だ。
山崎小説の次に読む本は、どんな本でも色あせてしまう。

取り上げる対象もすばらしい。
取材の奥深さにも恐れ入る。

山崎作品は、2分類できる。
すごすぎて二度と読みたくない本と、すごすぎて何度でも読みたい本だ。

前者は、「大地の子」「不毛地帯」「二つの祖国」「沈まぬ太陽」
後者は、「白い巨塔」「華麗なる一族」「女系家族」

ネタバレになるかもしれないので、今は分類基準は述べない。
またそのうちに、どれも五つ星をあげたいそれぞれの本を紹介したい。

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| 書評 | 17:30 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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